PiN☆CHaN: マラケシュ〜その１〜

2014.09.23

マラケシュで泊まっている宿には猫がいる。

モロッコの宿にはたいてい猫がいるけど。

ここのにゃんぱらちゃんは蝶ネクタイが付けられていて可愛い♪

雄だけど。

今日も宿の近くで朝食。

ベルベルウイスキーとハニークレープ。

７DH

素朴な味で美味しい。

結構、お腹に溜まる、このクレープ。

今日も張り切ってお買い物します。

昨日から欲しいと言い続けていたクラッチバッグを求め、革職人のスークへ。

ハンドメイドの革バックのお店がいっぱい集まっている。

色んなクラッチバッグがあったけど、このタイプのクラッチバッグに決めた。

色はマゼンタ

おっちゃんが新しいの作ってくれると言うので店で待つことに。

ベルトに穴を開けて、金具を通す。

長さもあたしに合わせて調節してくれた。

元々、だいぶ吹っかけて値段を言ってくるから、こちらも値下げ交渉をする。

交渉の結果

だいぶ安くなった〜っ♪

と喜んでたけど、、、

こうやって目の前で作ってくれてるところを見ると、何だか申し訳ない気持ちになった。

こっちは旅中で使えるお金は限られているけど、、、

相手にしたら生活がかかっているんだよね。

おっちゃんにバッグの代金を払い、お礼を言ってお別れした。

革のサンダルも欲しかったので、フラフラ探しに。

さっきのバッグのお店の２軒隣くらいの靴屋で呼び止められたので入ってみることに。

キラキラしたサンダルもあった。

~~あたしは大足なので、~~おっちゃんが一生懸命サイズを探してくれた。

最初に勧められた色があまり好きな感じではなかったので、お断りすると、おっちゃんが次から次へとサンダルを出して来た。

おっちゃんが真剣に似合う色を考え始めた。

色んなサンダルを試し履きさせられたけど、その一生懸命さに

「これが一番イイッ!!!!」

と言ってくれたのを買った。

そんなおっちゃんが

「一緒に撮ってくれ。」

と言うので、一緒に。

おっちゃん、近過ぎる。。。

なんか知らんけど、このおっちゃんに気に入られ、ベルベルウイスキーをご馳走になった。

「これを飲みながらうちの息子と話をしてて」

と、靴職人の息子さんと放置されてしまった。

息子さんは　アラビア語、フランス語、ベルベル語　が話せるけど、それ以外は話せない。

あたしはその３つは全く分からないので、なかなか話が噛み合ない。

でも、ジェスチャーを駆使して、頑張ってコミュニケーションをとる。

ベルベルウイスキーも飲み終わり、

「一緒に撮った写真をあとで送るね〜」

と言ってお別れした。

その直後におっちゃんがどこからか追いかけて来て、

「美味しいタジン屋があるから明日行こうよ。

山に遊びに行こうよ。」

と言われたけど、

「明日はエッサウィラに行っちゃうの。

マラケシュには戻って来れない。」

と伝えたら、寂しそうな顔をされた。

でも、

「気を付けてね。これからの旅も楽しんで。」

と最後は笑顔で言ってくれた。

お買い物も終わり、お腹も空いたので、昨日のミニタジンのあるお店に。

今日は

ラム肉のタジン

こっちのラム肉は何でこんなに美味しいんだろ〜!?

今日もペロリと完食。

この約２ヶ月で思いの外、お土産を買ってしまったので、荷物を日本へ郵送することに。

送る荷物のパッキングをし、郵便局へ。

郵便局のおっちゃんたちはあまりやる気がない感じで無駄に待たされる。

段ボール用意するだけで、結構な時間待たされ、箱をとめるテープは近くで買って来いと言われた。

トータル１時間くらいは郵便局にいた気がする。

こんな状態で重さを量られた。