2014.09.21
今日の朝食はベルベルオムレツ。
タジン鍋で作るトマトとスパイスの香りの効いたオムレツ。
スパイスが効いていて美味しい♪
ノリコさんたちに別れを告げ、宿の前からバスに乗る。
バスの予約やお迎え、美味しいご飯。
2泊3日、ホントにお世話になりました〜♪
途中、また川の水が溢れ、道路がなくなり、車が何台も立ち往生している。
バスの運転手も少し様子を伺ってたけど、川を渡り始めた。
15分くらい前にバスターミナルに着いた。
バス会社で預け入れの荷物のお金を払う。
今日のバスは国営のCTM。
ほぼ時間通りに出発。
今日も朝から雨。
と言うより、昨日から降り続いている。
途中、川の増水のため、ちょこちょこ道が途絶える。
途中、斜め向かいの席に少し日本語の話せるモロッコ人のおっちゃんが乗って来たから、話をしながらワルザザートまで行く。
おっちゃんはワルザザートに住んでいて、TAXIの運転手をしているらしい。
日本語と英語、スペイン語を駆使して会話する。
モロッコ人は独学で色んな言葉を話せる賢い人種ってあたしは思ってる。
アラビア語、ベルベル語、フランス語、ドイツ語、英語、日本語。
少しずつでも話せる人が多い気がする。
おっちゃんにどこに行くのか聞かれ、
アイト・ベン・ハッドゥに行って、今日中にマラケシュに行くことを伝えた。
アイト・ベン・ハッドゥに行って、今日中にマラケシュに行くことを伝えた。
あまりにも天気が快復しないので、アイト・ベン・ハッドゥの天気を聞いたら、
わざわざ現地にいる人に電話して天気を聞いてくれた。
わざわざ現地にいる人に電話して天気を聞いてくれた。
「アイト・ベン・ハッドゥも今日は雨で、要塞とかは見えないかもしれない。」
と。
見えないならわざわざ雨の中、アイト・ベン・ハッドゥに行く意味はない。
それなら直接マラケシュに行きたい。
おっちゃんにもその方がイイと言われたので、バスのチケットは持っていたけど、ルートを変更することに。
ワルザザートのバスターミナルでアイト・ベン・ハッドゥに行くのをやめて、マラケシュに直接行きたいから、チケットを変更してくれと交渉。
既に持っていたチケットの兼ね合いもあり、なかなか言いたいことが伝わらず、交渉が難航する。
マラケシュにディレクトで行くには、
少し追加料金が発生する
とのこと。
少し追加料金が発生する
とのこと。
元々、マラケシュ行きは夕方の便だったけど、追加料金を払えば、今乗っていたバスで行ける。
でも、雨の影響で元のルートが閉鎖されて通れないので、別ルートで行く。
それでも、今日中にマラケシュに行きたいので、1人20DHずつ追加料金を払い、チケットを変更して貰うことに。
交渉成立。
さっきまで乗っていたバスに乗り込み、マラケシュを目指す。
ワルザザート→マラケシュは通常であれば4時間で行ける。
山越えをするので、道は少し悪いらしいが、そこまで時間はかからない。
しかし、今日は山越えルートが使えない。
山を越えない代わりに、海側の街まで出て、そこからマラケシュに戻るという迂回ルートを使うはず。
単純に距離だけで考えても10時間近くかかりそうなルート。
でも、時間はある。
気長に行きましょう。
気長に行きましょう。
昼休憩。
焼き鳥のプレートをオーダー。
35DH
これにパンも付いてたけど、お腹いっぱいで食べきれず。
雨の影響で途中道が何度も消える。
道がないので、所々迂回しながら進む。
寝て起きてを何度も繰り返した。
何度目か起きた時にバスの異変を感じた。
時々、警告音がなる。
どのタイミングでなっているのかは分からないが、時々、警告音はなる。
その感覚が短くなる。
そうこうしているうちにスピードがダウン。
しまいにはバスを路肩に停めた。
運転手が外に出て、何かを確認するが、中にいると原因は分からず。
再度走り出すもやっぱりおかしい。
警告音の感覚も徐々に短くなっている。
アクセルを踏む度に鳴っているような気もする。
原因は分からないまま、暫く10km/hくらいで走り続ける。
暫く進むと小さなcafeがあった。
そこにバスを停車させた。
明らかに停車の仕方がおかしい。
運転手に聞いたら、
「ここから100kmくらい離れたところにあるAgadir (アガディール) に応援を要請してる。
そこから代替えのバスが来るから、ここのcafeで待つよ。」
とのこと。
気長に待つことに。
バスの運転手に手招きされた。
運転手と乗客のおっちゃんと一緒にベルベルウイスキーを飲んだり、パンまで貰ったり。
運転手と乗客のおっちゃんと一緒にベルベルウイスキーを飲んだり、パンまで貰ったり。
アラビア語を教わったり、しまいにはイスラムのコーランまで教えて貰った。
コーラン、難しい。。。
難易度高い。。。
宗教はそう簡単には理解出来ない。
でも、初めてコーランの内容に触れたから、面白かった。
色んな考え方があるんだなぁ〜
宗教、奥が深い。
その後も地元の子供と遊んだり、一緒に写真を撮ったり。
最初は照れてるけど、仲良くなるとホント人懐っこい。
3時間くらい小さな街のcafeで足止めくらったけど、色んな話を聞けたし、子供たちとも触れ合えたから良かった。
外も完全に暗くなった9時過ぎ。
やっとアガディールからの代替えのバスが到着した。
荷物を詰め替え、代替えのバスに乗り込む。
ホッとしたのか、バスに乗り込んで少ししたら落ちた…