2014.09.20
久しぶりに朝まで爆睡。
数日分の睡眠を一気にとった感じ。
いや〜、よく寝た〜
朝食付きはありがたい。
しかも、あたしの好きな卵料理♪
パンも焼いてあるので、ふわふわ〜
ノリコさんが昨日のうちにグランタクシーを予約してくれたので、7:30に外へ。
時間通りにピックアップに来てくれた。
フツー乗用車だけど、助手席に2人。
後部座席に4人乗るのがモロッコスタイル。
前も後ろもきっつきつ〜
このまま出発〜っ!!!!
「上も開くよ」
とお兄ちゃんが開けてくれた。
とお兄ちゃんが開けてくれた。
出発して早い段階で後部座席の4人は寝始めた。
カップルかっ!?
寒かったらしく、持ってた服を掛けて寝てる。
途中、運転手のお兄ちゃんがやたら電話していた。
その後、道を外れ、何処かに寄り道すると言い出した。
でも、アラビア語サッパリ分からず。
ジェスチャーで伝えようとしてくれるが、やっぱり分からん。
そのまま、廃墟のような住宅街を抜けると、一台のTAXIが。
どうやらこのTAXIを牽引するらしい。
ここでジェスチャーの意味が判明。
十数メートル牽引し、このTAXIとお別れ。
また元の道に戻り、目的地を目指します。
今日は朝から天候がイマイチ。
3時間近くかかり、最初の目的地の Imilcil (イミルシル)の湖に到着。
すごく綺麗な湖があると聞いて来たけど…
あいにくの雨で青いはずの湖はちっとも青くない…
水は綺麗だから、きっと晴れたら綺麗なんだろうなぁ〜
標高高いし、雨だし、極寒っ!!!!
ある程度、写真を撮って退散っ!!!!
お昼を回っていたので、ランチ〜
今日のランチは
タジン鍋。
タジン鍋。
…ってことは、一から作ると2時間近く待つコースだ。
ベルベルウイスキーを飲みながら、ただひたすら待つ。
途中、
ホントに出て来るのか?
と何回か不安になる。
空腹の限界を過ぎた頃、やっとタジン鍋ができた。
今日はラム肉と野菜のタジン鍋。
辛さや塩加減は自分で調節する。
さすが長時間煮込んだだけのことはあって、ラム肉がトロトロ〜
野菜もホクホクでこれも美味しいタジンだった。
時間がかかっても、一から作ってるタジンはホント美味しい。
皆、完食した。
この日はイミルシルの “縁結びのムッセム” と言う祭りの最終日。
年に一度、若い男女に自由恋愛のチャンスが与えられる。
オート・アトラスで最も盛大な祭り。
娘たちは民族衣装を着て着飾り、結婚相手を探す。
バツイチ女性もバツイチと分かるように髪を高く結って相手を探す。
男性も羊やラクダや金銀の財産を持参して相手を探す。
そんな祭りらしい。
しかも、3日間も行われる。
さすがに今回は参加型のお祭りではないけど、シャウエンにいた時にこの祭りの話を聞き、近くにいるなら見てみたいと思って来てみた。
大テント村が出来ると聞いたけど、ランチしてる時に聞いた話だと、このスークがきっとそう。
めっちゃ混んでる。
大量のザクロが売られてる。
人も多い。
綿あめも売ってた。
しかも、なぜかピンク。
フレッシュオレンジジュース♪
5DHで安定の旨さ♪
ねずみ男もいっぱい。
民族衣装だからね、これ。
お姉さんたちの民族衣装は街中の人たちと少し違った。
スークを10分くらいだけ見て、撤収〜っ!!!!
結局、婚礼祭りを見ることは出来なかった。
帰り道、前の車の乗り方が凄いことになってた。
でも、お兄ちゃん、笑顔で手を振ってくれた。
昨日から降ってる雨の影響で、
川が所々で氾濫していた。
川が所々で氾濫していた。
気にせず進む。
晴れてれば景色も最高なんだろうけど、あいにく曇り空。
ホントあちこちで川が氾濫してて、ここは人がいっぱい見に来てた。
先に進むと車が両脇にたくさん停まっていた。
何かと思ったら、
完全に道がなくなっていた。
完全に道がなくなっていた。
そこを対岸から無理矢理渡る車。
たくさんの人が足止めを余儀無くされている。
痺れを切らせて、バイクが行った。
手で押しながら、バイクのおっちゃんは渡り切った。
車高の高い車は何台か川を渡って行ったが、セダンタイプはなかなか行けない。
数十分後、セダンタイプの車が渡ったのを見て、うちのドライバーも決心したらしく、うちらも川を渡ることに。
TAXIの中に多少浸水したけど、渡り切った。
その後も数箇所同じように道が途絶えたところもあったけど、その都度、渡って、無事宿に戻った。
天気悪くて湖は綺麗に見えず、見たかった祭りも見れなかったけど、、、
美味しいタジン鍋が食べれて、川を渡るアトラクションも体験出来たからヨシッ。
たいしたことしてないけど、何だか疲れた…
夕飯はまさかの天丼とおでん。
モロッコで天丼とおでんが食べられるなんで…
しかも、めたんこ旨かった…
海外で日本食が恋しくなることは殆どないけど、これはまた食べたいって思う味だった。
ティネリールに来て良かった。
ノリコさんのご飯を食べにまた戻って来たいくらい。
幸せな夕食だった。
とくに何もしていないのに疲れたなぁ〜