2014/10/18

ビルバオ⇔サン・ジャン・ド・リュズ


2014.10.17



今日は急遽遠出することにした。

なので、早起き。






朝の6時半過ぎでもビルバオはまだ真っ暗。

日の出は8時半くらい。

暗い中歩いてバスターミナルに向かう。


Estadio San Mames (サン・マメス・スタジアム)


ここだけ眩しいくらい光ってた。


















バスターミナルまでは徒歩30分くらい。

今日向かうSAN JUAN DE LUZ (サン・フアン・デ・ルス) へのバスは1日2本


初めて使うバス会社、PESA


7時半出発のバスのチケットを買う。


往復で 28.90€




思ったより高かった。。。

まぁ、仕方ない。


チケットを買ったら、時刻表も一緒にくれた。

しかも、親切に赤丸までしてくれた。


帰りも1日2本しかないから乗り遅れないようにねと。


30分くらいでバスが来た。

BAIONA行きのバス。


SAN JUAN DE LUZまでは2時間20分





最初の1時間は爆睡。

1時間後からちょこちょこ停まったのもあり、眠らずにずっと景色を眺めてた。

途中、サーフポイントもあって、久しぶりにたくさんのサーファーを見た。

人が波乗りしてるのを見るとやりたくなる。

けど、ブランク長過ぎて怖い。。。

でも、楽しそうだったなぁ〜















だいたい時間通りにSAN JUAN DE LUZに到着〜

でも、降りたのは2人だけだった。

あまり人気のない街なのかなぁ〜!?






バスを降りると目の前には駅。


駅舎が可愛い♪


駅を背に左側に歩いて行くとヨットハーバーが。


向かいの公園には小さなメリーゴーランド。


少し行くとメルカドが。

その周りにも今日はお店がたくさん出ていて混み合ってた。



野菜が売ってたり〜


生ハムが売ってたり〜


パンも売ってる。


これはチーズ。

こんな色のチーズ初めて見た。


緑のはバジル。

赤いのはトマト。

真ん中の黒いつぶつぶ入りのはオリーブなんだって。

全部試食させてくれた。

どれも美味しかった〜♪

ここから移動が続くから買えなかったのが残念。。。















街の色は城壁に赤い屋根って感じの家が多い。





















この街に来た目的はこちら↓


MAISON ADAM (メゾン・アダム)



MACARONS (マカロン) のお店。


ここは由緒正しいお店。

1660年、太陽王と言われ、フランスの絶対王政全盛期に王位に君臨したルイ14世とスペイン国王フェリペ4世の娘マリー・テレーズの結婚式がこの地で執り行われ、その際に王室御用達のパティシエのアダムがお祝いにこのマカロンを献上した、と言う話が有名らしい。
そのレシピを忠実に守り続け、今も変わらぬ味を提供し続けているのが、このお店。


これがマカロン。


現在、よく食べられている物とは少し違うけど。

良く見かけるのは2つのマカロンの間にクリームがサンドされているタイプ。

でも、これは1枚のクッキーみたいな感じ。







個人的な感想は見た目も味も“カントリーマアム”

ホントに素朴な味。



1つからのバラ売りもしてくれます。

1つ 1€






マカロンタワーもあった♪


この店に入って気が付いたんだけど、


ここ、もしかしてフランス!?



お店に入った瞬間に


「ボンジュ〜ル」


って言われて気が付いた。






調べてた時に


フランス領バスク地方ってあったけど、


それってどっちよ!?


って思ってたけど、どうやらフランスだったようです。





確かに表記が

Saint-Jean-de-Luz (フランス語)

Donibane Lohizune (バスク語)

San Juan De Luz (スペイン語)



3つもあるワケだ〜

全部一緒のこと言ってるけど、バスターミナルでスペイン語で買ったから、何となくスペインだと思ってた〜


気が付いたら初フランスだった〜


どうやら片足突っ込んだようです。


















話が脱線したので戻りましょう。

先ほどのMAISON ADAMのすぐ隣にも同じお店があります。

建物も入り口も別。


こっちは郷土菓子の“ガトー・バスク”のお店。


ガトー・バスクとは

フランス領バスクラブール地方発祥のお菓子。
厚めにのばしたアーモンド入りのクッキー生地にダークチェリーを入れ、ローブリューと呼ばれる飾りを付けて焼いた物が正式なガトー・バスク。
中にカスタードクリームが入ってるものもある。



とは言うものの、どうしてもショコラが食べたくてそっちを買っちゃった♪








店内にイートインスペースがないので、買ったものを持って海の方へ。


こんな景色を眺めながら食べちゃう。


まずはマカロンから。


1つ買ってみた。

1つでもちゃんとこんな風に包装してくれる。


やっぱりカントリーマアムでした。








隣のお店で買ったショコラ味。


ずっしり。


一人でこんな景色を観ながら、ワタクシ、フランスで何してるんでしょうか!?



今日は天気も良いから、海も空も綺麗〜♪


食べ終わったので、少し海辺をフラフラすることに。


ビーチもある。

海水温低いと思うけど、、、


遠くにビキニではしゃぐおばさま達が。


人も少なくて静かなビーチ。

日向ぼっこしてる人もいた。


川沿いの街並みが可愛い。






ビーチを離れ、メインストリートに戻って来た。






















こちらも有名なお店。

MAISON PARIES (メゾン・パリエス)



こちらのマカロンもクッキーみたいな感じ。

外側に砂糖がまぶしてある。


こちらもバラ売り可能。

0.8€


中にオレンジピールが入ってた。

食感はやっぱりカントリーマアム。





味はともかくマカロン発祥の地でマカロンを食べるってことが大切ってことで。

















街歩きをしていると教会があった。


中にも入れるようなので入ってみる。

こちらが入口。



海の街ってことだからなのかな!?

天井から船がぶら下がってた。

そんな教会、今までで初めてだ。


主祭壇は立派。






















可愛い車がお店の中に入ってた。

クマまで乗ってる〜♪


バスクの模様のモチーフのブレスレットもいっぱい売ってた。

旅をしているとやたらめったらブレスレットやアンクレットを買ってしまうけど、今回は付けないと決めていたので我慢。

もう旅も終盤だしね。

仕事再開したら切らなきゃいけないし。

最近、現実的なことも考えるようになって来ているので、その辺の歯止めがきく。



















バスクで誕生したと言われているエスパドリーユ


お店の前に大きなエスパドリーユの像。

靴底がジュードと呼ばれる麻の一種で編まれた縄を使って作られている。
そのため、水分と汚れを一緒に吸ってしまうことが多い。

欲しかったけど、夏に雨の多い日本には不向きだと思って買わなかった。

マヨルカ島にも同じようなのあったけど、マヨルカでも我慢したし。



1本裏路地に入ったら、殆ど人がいなかった。


家の扉にバスクの模様。



街自体は凄く小さいので、ゆっくり回っても2時間もあれば十分な大きさ。

最後はcafeでコーヒーを飲みながらまったりしてた。





帰りのバスも1日2本。


12:50のバスに乗った。


それに乗り遅れると19:20までバスがない。







帰りは少しだけ渋滞にはまったけど、それでも3時間弱でビルバオに戻って来た。


マカロンとガトー・バスクしか食べていなかったので、宿に戻る途中でBARに寄ることにした。




本日1軒目。


こちらのお店はピンチョスのみだった。


今日もまたチャコリ〜♪

ビルバオに来てから、これしか飲んでない。


3色団子のピンチョス。


左はピリ辛コロッケ。
真ん中はイカスミコロッケ。
右は生ハムのクリームコロッケ。













2軒目は隣のお店へ。


1軒目出たら、お店のお姉さんと目が合ったから入ったけど、、、


ここが当たりだった!!!!


ピンチョスの種類も多くて、しかもどれも美味しい。









こちらでもまたチャコリを頼んで、一番目を引いた巾着状のものを頼んでみた。


外はパリパリのクレープ。

紐のような物はネギ。


中には鶏肉とキノコがクリームソースで和えてあった。

これが美味しくて、その後、店を変えず追加オーダーすることに。


2品目はエビとカニカマとサーモンをマヨネーズで和えたピンチョス。


3品目は牛肉を甘辛く味付けしたものをクレープ包みにして、上にコンポートしたリンゴのソースをかけたピンチョスとオリーブ。


ビルバオ、最後の晩餐。

今日も2軒ハシゴ〜

ビルバオ、ホントに美食の街なだけある。

どのお店もハズレがなかった。



TAPAS、ピンチョス、チャコリ、どのお店のも美味しかった〜♪