2014/10/24

マドリッド〜その1〜


2014.10.23



やっぱり大都市は苦手です。


バルセロナでも食らったけど、ここマドリッドでも同じ目に遭った。。。


大都市の宿はぱ〜てぃ〜ぴ〜ぽ〜だらけで、夜遅い時間に出掛けて行き、明け方3、4時に宿に戻って来る人が多い。


昨夜!?今朝!?も久々それを食らった。


嫌な予感はしてたので、アイマスクに耳栓で完全武装して寝たつもりが、そんなの効かないくらいの大音量で宿の中でもバカ騒ぎする人たち。


部屋で寝ている人がいてもお構いなしで電気は付けるわ、大声で話すわ。。。


少しは気を遣えよ、ボケッ!!!!


と思ったけど、酔っぱらいなので聞く耳持たず。


こう言う時、本気でヨーロピアン嫌いになる。


やっぱり日本人的感覚が強いのかもなぁ〜と。


こういうのって小さい頃から叩き込まないと覚えないんだろうなぁ〜

経験からってのは難しいんだと思った。


そんなマドリッド、嫌でもあと3泊しないといけない。。。


行きたい街で何があるのか知らないけど、宿が全滅。

予約が取れず、嫌だけど、マドリッドから動けない。。。


ハァ〜。。。






そんなこんなで3時に叩き起こされ、そこからあまり眠れないまま朝を迎えた。

完全に寝不足で機嫌悪いよ、あたし。


周りはイビキかいて寝てるし。。。








今日は朝から活動するので、宿の朝食を食べる。

今日は美術館を一気に3つ回るつもり。












まずは一つ目。

MUSEO NACIONAL CENTRO DE ARTE REINA SOFIA (ソフィア王妃芸術センター)


OPEN前にも関わらず、何人か並んでた。



主に20世紀の現代アートを所蔵する美術館。

あたし好み♪

ピカソ、ダリ、ミロ、タピエスなど。

一番有名な作品はピカソの『ゲルニカ』


チケットの表はこんな感じ。


8€












基本、撮影禁止。



通路に大きなメトロノームがあった。

しかも、これ動いてる。









展示は主に2階と4階。

『ゲルニカ』2階に展示されている。


無駄に計4回も観に行った。

何回見ても凄い。。。









同じフロアにはあたしの好きなダリも展示されている。

こちらは撮影可。






こっちはミロ。




これはピカソ。


















マドリッドの美術館はどこも幼稚園児がいっぱいいた。

小さい頃からこういう有名な作品をちょくちょく観に来れるって羨ましいな〜

しかも、皆質問とかしてた。

凄い。。。


中庭にも少しだけ作品がある。

これはミロ。


ここでも先ほどの幼稚園児に遭遇。















4階はこれでもかっていうくらい現代アートがいっぱいあった。

幸せ〜♪

でも、皆さんの目的が『ゲルニカ』だけなのか、4階は殆ど人がいなかった。









お腹いっぱい現代アートを堪能したので、次に行きます。


2つ目は


MUSEO NACIONAL DEL PRADO (プラド美術館)


スペイン王室の美術コレクション約300点が中心。

1819年開館。

現在では3万点以上の絵画や彫刻を所蔵しているらしい。

有名な絵はいっぱいある。

ちなみに上の像はベラスケス。
















チケットの表はこんな感じ。



14€




こちらも館内撮影禁止


でも、ヨーロピアンの皆様、気にせずバンバン撮るのよね〜


言うコト聞かない人種。






『着衣のマハ』『裸のマハ』『ラス・メニーナス』の実物が見れたのは良かった♪

昔、美術の教科書とか資料集とかで見てた絵が見れるのは嬉しい。


広いし、展示してる数も多いので見るのが大変。















3つ目は

MUSEO DE THYSSEN BORNEMISZA (ティッセン・ボルネミッサ美術)



ここは幅広い年代のコレクションが所蔵してある。

地上階は19〜20世紀のモダンアート。

ピカソ、ダリ、ミロなど。




1階は17世紀のセザンヌ、ルノアール、ゴッホなど。


2階は中世から18世紀までの絵画。



10€


オススメの見方は最初に2階に行き、そこから下に降りて来ると年代が新しくなるので、見やすい気がする。


結構、他に貸し出しているようで所々作品が抜けていた。


こちらも撮影は禁止だったと思うけど。。。









1日に3つも美術館巡りをしたから、頭が飽和状態。。。

幸せだけど、さすがに疲れた。。。

1日に2つが限界かな。。。










休みなく絵画とかを見てお腹が空いたので、今日は贅沢をすることに。

1kmちょい歩いて来たのはこちらのお店。


Botin (ボティン)


1725年創業。

“世界で最も古いレストラン”

としてギネスにも認定されているお店。




ヘミングウェイが通ったことでも知られているお店。

代表作の『日はまた昇る』にも登場するお店。


メニューがオシャレ♪



メニューが分厚いなと思ったら、中には説明書きと地図が。




店内はこんな感じ。




次から次へとお客さんが来る。

私はすんなり入れたけど、次の人からは待ち時間があったみたい。


とりあえず、この店の名物料理でもある

子豚の丸焼き

のセットメニューをオーダー、


ドリンクも付いてる♪

「オススメは何?」

って聞いたら

「赤ワイン」

って言うから頼んだら、ハーフボトル来た〜


ガスパチョ♪


野菜とクルトンは目の前で入れてくれる。


来ました。

メインの子豚の丸焼き。


話には聞いていたけど、デカッ!!!!


子豚ちゃんが運ばれて来たら、向かいの席のおっちゃんが


「写真撮ってあげるよ〜」


と撮ってくれた。


子豚と私。



顔と同じくらいの大きさある。。。


しかも、近くで見ると、、、

毛が。。。


なんだかリアル。。。


子豚ちゃんは全く臭みがない。

しかも、皮が北京ダックですか?って言うくらいパリパリ。

美味しかったけど、量がハンパない。。。


食べ切れない。。。

シェアする量だね、これ。











お腹いっぱいだけど、最後に大きなアイス、しかもチョコレートソースがけが出て来た。


勢いでcafe con leche頼んだ。


それにしても凄い量だった。。。

お腹いっぱいです。

ご馳走さまでした。

しめて50€






久しぶりに贅沢ランチしてもうた。。。

節約しようにももうすぐ旅終わるから、帰国したら頑張って働こ〜う。