2014.10.05
この宿、ドミだけど、カプセルホテル状で仕切られていている。
プチ個室みたいな空間で久々快眠♪
お陰様で昨日の頭痛はなくなった。
出掛ける準備をして、ジュースを取りにキッチンへ行くと、宿のお姉さんがパンケーキを焼いていた。
予約した時には書いてなかったけど、朝食付きの宿だったらしい。
パンケーキを1枚貰って、お茶も♪
「もう1枚食べる?」
って聞かれたけど、結構満たされたので、お断りして出掛けることに。
今日はバスでお出かけ。
宿から徒歩10分くらいの所にあるバス停へ。
日曜の朝は交通量が少ない。
バス停に着くとおっちゃんが声を掛けて来た。
おっちゃん:「どこに行くの?」
私:「Belem地区に行くよ。」
おっちゃん:「じゃ、このバス停で大丈夫。」
おっちゃん:「バスカードは持ってる?」
私:「持ってるよ。」
おっちゃん:「じゃ、大丈夫だ。」
ホント皆、優しい♪
海外に出ると感じる。
日本だと見て見ないふりをしてしまう人が多い気がする。
そんなおっちゃんと2人、バス停で30分近く待つことに。。。
日曜だからバスの本数が少ないらしい。
727番のバスが来たところでおっちゃんがすかさず、
「このバスだよ。」
と教えてくれた。
バスに揺られること約40分。
目的地Belem地区に到着〜♪
バスを降りる時にもおっちゃんは教えてくれた。
おっちゃん、どんだけ親切なの!?
そんなおっちゃんにお礼を言いまくってお別れした。
バスを降りて、まず向かった先はこちら。
Pasteis de Belem (パステイス・デ・ベレン)
創業1837年のパステル・デ・ナタ(エッグタルト) の老舗。
ベレン地区に来たら食べないと〜♪
でも、この店、行列ができると聞いていたので、朝一で行くことに。
お店の前の歩道にも店名がっ!!!!
まだ時間が早かったので10人待ちくらいで入れた。
隣のcafeはすでに人がいっぱいだった。
店の入り口にも店名。
まず右の入り口から入って、買いたい個数を注文し、会計をする。
レシートを貰って、左側に移動。
お姉さんにレシートを渡すと持って来てくれる。
受け取り待ちの人もいっぱい。
1.05€/個
紙袋に入れてくれる。
粉砂糖とシナモンも一緒にくれる。
店の目の前の公園のベンチで食べる。
2つ頼んだので、こんな感じで入ってた。
外はパリパリ、サクサク。
中はとろ〜り♪
シナモンをかけて食べたけど、そっちの方があたしは好きかも♪
昨日のお店のも美味しかったけど、
老舗、違いますっ!!!!
朝から幸せな気分になりました。
今日は日曜なので、公園内で骨董市みたいなのをしていた。
まだ準備中らしく、人はまばら。
そんな骨董市を横目に公園を抜けると、人だかり。
Padrao dos Descobrimentos (発見のモニュメント)
曇り空が残念な感じ。
世界史の教科書で見たコトあるやつ。
1960年にエンリケ航海王子の500回忌を記念して建てられた高さ52mのモニュメント。
帆船をモチーフとして、大海へ乗り出す勇壮な雰囲気を再現しているらしい。
エンリケ航海王子を先頭に天文学者、宣教師、船乗り、地理学者など、大航海時代の第一線で活躍した人々が並んでいる。
エレベーター入り口。
入らなかったけど。
反対側も見てみる。
目の前の広場中央に世界地図がある。
世界各地の発見年号が記されている。
日本は富後に漂着した1541年の年号が書かれている。
スペインなくなっちゃってる。。。
テージョ川沿いをテクテク。
釣りのマーク?
確かに釣りをしている人はたくさんいた。
発見のモニュメントからも見える
Torre de Belem (ベレンの塔)
模型もあった。
日曜の14時までは無料と聞いていたのに、無料じゃなかったのでやる気喪失。。。
中に入らず引き返した。
賑やかだと思ったら、今日はマラソン大会らしい。
陸橋の上から眺める。
発見のモニュメントの反対側には
Mosteiro dos Jeronimos (ジェロニモス修道院)
前の公園の噴水が凄いコトになってた。
風で水が流れまくってた。
ジェロニモス修道院、近づくと結構デカイ。
30分くらい並び中へ。
海外からもたらされた富によって建てられたらしい。
豪華です。
海や船をテーマにした装飾が随所にある。
どっちがどっちか分からないが、
ヴァスコ・ダ・ガマとルイス・デ・カモンエスもここに眠っているらしい。
自分の墓が観光地ってどうなんだろ??
内部はこんな感じ。
ステンドグラスも綺麗。
祭壇。
祭壇右横にパイプオルガン。
外に出るとカラフルな路面電車が。
ポルトガルに来たら食べるように言われていたものを探しにぷらぷら。
少し歩くだけでレストランの客引きに声を掛けられる。
とりあえず、軽く一周して気になったお店に入ることに。
観光地価格だけど、今日は食べると決めてるからイイ。
席に着くと運ばれて来た。
オリーブとパンと魚のコロッケみたいなの。
しっかり3.5€取られてたけどね。
ポルトガルに来てから、まだビールを飲んでなかったので頼んでみることに。
飲みやすい。
あたしの好きな感じのビール♪
スペインのビールは何となく苦みが強い気がしたけど、ポルトガルのビールは美味しい♪
無駄に1時間近く待たされ、やっとこ Sardinhas が出て来た〜
焼いたイワシさん。
焼き魚〜っ♪
テンション上がったと同時に、ハエとの戦いが始まった。
運ばれて来た瞬間から、どこからともなくハエがやって来た。
周りのテーブルでも同じ状態。
ハエと闘いながら、何とか食べ切った。
白飯とお味噌汁が恋しくなる味だった。。。
焼き魚定食にして欲しかったなぁ〜
お腹も満たされたところで、セントロの方に戻ります。
Tramに乗り込むも、2駅くらいで無情にも全員降ろされる。。。
理由が分からないけど、全員降ろされ、違うのに乗り換えてくれと言われた。
5分くらいすると同じ方面行きのバスが来たので、降ろされた人が殺到する。
乗り切れず置いて行かれる。。。
更に15分後、またTramが来たので乗り込む。
目的地手前だったけど、大きな広場があったので途中下車。
何やら像が建っている。
像の先には海。
海から見る広場。
広場を抜け、門をくぐる。
サーフボードいっぱいの博物館を発見っ!!!!
友達が時間あったら行ってみてと行っていた場所に違いない。
とりあえず、中に入ってみることに。
中は撮影禁止だったので、写真は撮れなかった、
波乗りに関する博物館なのかと思ったら違かった。
椅子とか服とかの展示が主だった。
ARTな感じだったから、それはそれで面白かったけど。
寄り道ばっかりしていたので、次の目的地を目指す。
途中で見付けた教会。
開いていたので、中に入る。
可も不可もない感じだったので、すぐに外に出た。
ホント最近感動が薄れて来ている。。。
良くない傾向だなぁ〜
お土産屋さんの前を通りかかるとポストカードがコルクで出来ていた。
欲しい。。。
買いたい気持ちをぐっとこらえて先を目指します。
お店の入り口のタイルも可愛い♪
軒先に鳥かご。
動かないと思ったら、置物だった。
リスボンは壁に絵がいっぱいある。
ARTなのか落書きなのか。。。
坂を上って行くと海が見えた。
気にせず、横で写真撮る。
街中に線路って見慣れないから新鮮♪
海が見えるcafeでお茶をしている人たちがいっぱいいた。
風強くて寒いのに。。。
でも、景色は最高〜♪
お土産屋さんのポスターに気を取られていたら、目的地に着いてることに気付かなかった。
少し戻ってチケットを買う。
Castelo de Sao Jorge (サン・ジョルジェ城)
8.5€
イスラム時代、11世紀の中頃に建てられた。
城塞は丘の頂上への接近をより困難にさせるために、北と西にある自然の急斜面を利用した。
王宮は1755年のリスボン大地震で殆ど倒壊してしまった。
城塞からはテージョ川に沿って広がるリスボンの街を一望することが出来る。
大砲で遊ぶ子供だっている。
日本なら
「危ないからやめなさい。」
と言われそうだけど。
色んなところに大砲がある。
昔はこれも使ったのかなぁ!?
高いところが苦手なのに、お腹いっぱい高いところから景色を堪能したので、城をあとに。
お腹いっぱいで夕飯を食べる気にならないと思ったので、夜食用にエッグタルトを1つ買って宿に。
ここのエッグタルトは外がパリパリではなく、しっとりとしたタルトだった。
結局、夕飯はこれで終わり。