2014/11/14

マドリッド→→→バルセロナ⇔フィゲラス


2014.10.28



マドリッドからの移動中、寒さで何度も目が覚めた。

途中、以前2泊したサラゴサの街でトイレ休憩があったり、、、



夜行バスだったけど、いつもみたいに爆睡は出来ず。。。






まだ薄暗い朝の7時くらいにバルセロナのバスターミナルに到着。


今日は行きたいところがあるので、24時間レセプションの開いている宿に荷物を預けてから行くことにした。


バスターミナルから宿までは約1.5km


相変わらずワインボトル約3本入ったバックパックを引きづり、宿へ向かう。







宿に着き、インターホンを鳴らすも、



応答なし。




困っているところに、同じ建物の住人がたまたま出て来たので、建物の中には入れた。


宿のフロアを聞き出し、エレベーターでそのフロアに向かい、インターホンを鳴らすも、




やはり応答なし。。。











入口で途方に暮れていると、宿の中から女の子が一人出て来た。


「ここHostalで合ってるよね?」


と聞くと、


「合ってる。」


と。


しかし、レセプションらしきスペースには誰もいない。。。



暫く待っていたが誰も来ないし、来る気配すらない。


チェックインもしていないのに荷物だけ預けて行くのはさすがに不安だったので、結局、また荷物も持って移動することに。




本来なら、宿に荷物を預け、近くの駅から Montserrat (モンセラット) というところに行く予定だった。



しかし、コインロッカーがあるだろうと思って行った駅にはコインロッカーはなく、コインロッカーがあるのは近所だと、今朝、バスを降りたターミナル近くにあるサンツ駅にしかないとのこと。








重い荷物を引きづって宿まで行ったのに、また振り出しに戻った。。。





荷物を持ち歩くワケにもいかないので、仕方なく、元のサンツ駅まで戻ることに。



歩いて戻る気になれなかったので、メトロでサンツ駅に戻った。



コインロッカーに荷物を預けたが、また先ほどの駅に戻ると夕方荷物を取りに来なきゃいけなくなる。


1日に何往復もするのはさすがにアホくさいので、急遽



予定変更っ!!!!




明日行く予定だった FIGUERES (フィゲラス) に行くことに。



バルセロナとパリを結ぶ高速鉄道 renfe のチケットを買うことに。













最初、窓口で


「次の電車は1時間半以上あと。」


と言われたが、何かに気が付いたのか


「約30分後にも電車がある。」


と言い直されたので、そのチケットを買った。


片道 16.50€


往復で購入。










朝からバタバタしていて、何も食べていなかったので、caféでパンを買って、改札へ。


早く改札口に行ったにも関わらず、列も長く、意外とチェックに時間がかかり、想像以上に時間がかかり、時間ギリギリになってしまった。


なんとか出発には間に合った。


車内は凄く綺麗〜。


約1時間後、目的地のFIGUERESに到着。

















街灯の形がオシャレ〜♪


通りを抜けたところにあった宿がファンキーだった。


テラスに馬や牛がいる…

何じゃこりゃ〜


















FIGUERESに来たかった理由。





それは



大好きなDalíの美術館に行くこと。





今回の旅で最初にバルセロナに来た時に行くつもりが、ガウディ建築に思いの外、時間がかかり、ここまで辿り着けなかった。

バルセロナアウトが決まっていたので、またバルセロナに戻るのが分かっていたから、戻ってから行こうと決めていた。




ずっと想い続けた場所が、今、目の前にある〜っ!!!!



それだけでもテンションMAX☆


Teatre-Museo Dalí(ダリ劇場美術館)


入り口はこの建物の右側の通りを通り、出たところを左に行ったところ。


通りに入ると、既に凄い人が並んでいた。

チケットを購入する列に並ぶ。

通りをでたところで、やっと左手側に入り口が見えて来た〜♪


美術館の入り口にも不思議なオブジェが。



約1時間待ちで美術館の中に入れた。


スペインの美術館の中で一番並んだかもしれない。。。














スペインの内戦で破壊された劇場を修復して、1974年に開館。
ダリが1989年に亡くなるまで、ダリ自身が手を加えながら作り上げられた美術館。
初期から晩年までの作品1万点以上が展示され、「世界最大のシュールレアリスムのオブジェ」と言われている。
美術館全体がダリの作品のようなもの。
ダリは晩年、この美術館の別館であるガラテアの塔で生活し、美術館内にはダリのお墓もあり、現在も眠り続けている。














美術館の入り口を入ってすぐにある

“雨降りタクシー”



大混雑。。。


壁にはオスカー像みたいなゴールドのマネキンがいっぱい。


















ダリ劇場美術館の中央ホール。



メエ・ウエストの部屋


アメリカの代表的な映画女優メエ・ウエストを描いた油絵作品「アパルトマンのように利用できるメエ・ウエストの顔」を立体で実際に部屋にしてしまった作品。
部屋全体がメエ・ウエストの顔となっている。


その部屋の中に羽子板を使った作品もあった。


階段を上って上からみると、髪の一緒に見えるので、本当に顔に見える。
階段下で見ると、目と口と鼻のパーツだけが見える。

ちなみに目は絵、唇はソファ、鼻は暖炉。

凄い迫力の作品だった。


これが元の油絵作品。











メエ・ウエストの部屋にある緑の小部屋。


中央ホールにあるモザイク画のリンカーン元大統領。


階段下にいた大きな鳥のオブジェ。


昔、美術の資料集で見た絵が目の前にあるっていうのが不思議。


天井がもダイナミック。



隣にはジュエリー美術館があり、この美術館の半券で入れる
入り口が違うため、見落とす人もいるみたいだけど、こっちも凄かった。

ダリが41年から80年までの間にデザインしたジュエリー作品を見ることができる。
どれも大胆で斬新なデザインばっかりで面白い。
宝石もふんだんに使っているので、見ている分には良いかも〜
とても買えるような代物ではないと思うので。












帰りの電車の時間の都合上、最後は駆け足になってしまったのが少し残念。

いつかまたここには来たい。

renfeの乗り込み、約1時間でバルセロナへ。



















サンツ駅のコインロッカーに預けていた荷物を取り出し、メトロで宿に向かう。

入り口でインターホンを鳴らす。







応答なし。。。






???






ここ24時間レセプション対応の宿のはずなんだけど。。。


再び鳴らすも、やはり応答なし。。。


途方に暮れていると、建物の中からたまたま出てくる人がいたので、また中には入れた。


宿のあるフロアへ行き、ドアのインターホンを鳴らす。




応答なし。。。







もう、何なん??この宿ーーーーーーーーーっ!!!!









いい加減にしてくれ。。。







予約してるけど、違う宿に行くぞ、マジで。


と思ったら、中からカップルが出てきた。

事情を説明説明すると、


「昨日はこの時間はレセプションのお兄ちゃんがいたとのこと。」

「鍵あるし、勝手に部屋に入っちゃえば!?」


って言われたけど、さすがにそれはマズイでしょ〜


暫くそのカップルと話をして、二人はもう行かなきゃいけないというので、お別れをして、そこからレセプションの椅子に座って待つこと



約30分。




やっとこレセプションのお兄ちゃんがやって来た。


何をしていたのか聞いたら、






ジョギングしてた。






と。






???





意味が分からな過ぎる。。。



ビックリし過ぎて怒る気力もなくなったけど、一応、軽く文句だけは言ってみた。





やっとこチェックイン。


荷物を置いてベッドメイキングをして、シャワーを浴びた。


朝からパン1つしか食べていなかったので、小腹が空いた。。。


フラッと出かけることに。


















約3ヶ月ぶりのバルセロナ。

前回来た時に宿泊していた宿がメルカドの近くで毎日通っていたので、今回も行ってみることに。


やっぱりこの生ハムの切れ端の詰め合わせを買ってしまう。


JAMÓN SERRANO


CALAMARES FRITOS


イカリングのフライ。

いっぱい入ってるのかと思いきや、この見えている5切れだけだった。。。

下にはレタスが入っているだけ〜

ちょっと残念。。。















どの店もほぼ閉店間近だったので、メルカド近くのBARへ移動。


ピンチョス2つとTINTO DE VERANO


なんだか飲み足りなかったので、宿の近くのBARでCERVEZAを1杯だけ飲んで宿に戻った。


夜行バスの中でもあまり眠れず、バルセロナに着いてからも休みなく移動していたので、さすがに今日は疲れていたので早めの就寝。